2〜30代でも要注意!それ、若年性更年期障害かも

一般的に、更年期障害とは閉経前後の5年間ほど、年齢にすると45〜55歳くらいで発生すると言われています。しかし、最近では20代、30代でも、のぼせやほてり、めまい、気分の落ち込みなどの症状に悩む女性も増えているとのこと。
こうした症状は、若年性更年期障害とも呼ばれています。
ここでは、若年性更年期障害の原因と症状、そして予防法などをお伝えしましょう。

こんな症状、もしかしたら若年性更年期障害?

若い年代の女性に起こるさまざまな更年期障害の症状とは、どんなものがあるのでしょうか。
まず、実際に若年性更年期障害と診断された女性の例を見てみましょう。

 

Aさん(28歳)
気分の落ち込みや脱力感に悩まされ、感情のコントロールができなくなった。
うつ病かと思い、メンタルクリニックを訪れてみても、異常なし。
同じ時期から生理不順もひどくなってきたため、婦人科を受診したところ、若年性更年期障害と診断された。

Bさん(35歳)
生理がこなくなり、急な顔のほてりや大量の汗をかくなどの症状、むくみ、めまい、イライラといったさまざまな症状に悩まされるようになった。
婦人科には生理がこないことで受診し、上記の症状があることを話すと、若年性更年期障害の疑いがあると言われた。

このように、20代、30代でも、生理不順とともに更年期障害の症状が出ることがあるのです。

若年性更年期障害の原因

若年性更年期障害は、さまざまな原因によって卵巣の機能が低下することで起こります。
その原因とは、

  • 無理なダイエット
  • 肥満
  • 激しい運動
  • 大きなストレス
  • 不規則で偏った食生活

など。
こうしたことにより、脳の視床下部から「女性ホルモンを出しなさい」という指令を受けても、卵巣がホルモンを分泌できなくなり、そのアンバランスによって更年期の症状があらわれてしまいます。
また、43歳以下で閉経する「早発閉経」によって、更年期障害が起こることもあります。
早発閉経は、染色体や免役の異常、卵巣や子宮の病気の手術・化学療法、甲状腺の病気が原因になることがありますが、その多くは原因不明です。

心配な症状があらわれたら、早めに婦人科へ!

若年性更年期障害の主な症状のひとつは、生理不順。
生理不順はそのまま放置していると、不妊の原因となりますし、子宮がんや子宮筋腫といった病気が隠れている可能性もあります。また、早発閉経の人は、骨粗しょう症や高血圧、うつなどの病気にかかりやすいと言われています。

 

生理不順、生理がこないという症状や、更年期障害に似た症状があったら、早めに婦人科を受診してその原因を確かめ、適切な治療を受けることが大切です。

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